Home » NEWS » 「ベース電源」、「ミドル電源」、「ピーク電源」

「ベース電源」、「ミドル電源」、「ピーク電源」

category : NEWS 2015.3.2 

電力自由化が報道されるなか、最近よく耳にする「ベース電源」ってナニ?

日本には様々な発電所があり、材料の違いや発電方法によって発電所を分類しています。
例えば、太陽光発電や風力発電といったエネルギーのほかに、水力発電や火力発電。賛否が分かれる原子力発電などがあります。これらの、エネルギー(電源)が、どれだけ安定的に電力を供給できるかという側面から、「ベース電源」・「ミドル電源」・「ピーク電源」の3電源に分類され、国の「エネルギー基本計画」(※1)においての原子力発電は、ベース電源と位置づけられています。
※1 「安全性」、「安定供給」、「経済効率性の向上」、「環境への適合」というエネルギー政策の基本方針に則り、方向性を示すもの

【ベース電源】
年間を通して、一定量の電力を供給する電源。主な材料として水力・石炭火力・原子力などが燃料。資本費は高いが運転コストが安いため、ベースの供給力として活用。また、ひとたび稼働させるとSTOPさせにくく無駄が多い。

【ミドル電源】
 電力量に合わせて供給できる電源。主な材料としてLNGや石炭を燃料とする火力などが燃料。電力需要が高まっても対応が優れているため、「ピーク電源」と「ベース電源」の中間の供給力として活用。ON/OFFが容易なため無駄が少ない。

【ピーク電源】
1日のうち、需要の大きな時間帯だけを供給する電源。主な材料として揚水式水力(※2)・LNG火力などが燃料。需要変動が容易なため、急激な変動の供給力として活用。夏のピーク時に備えているため稼働率が低い。
※2 夜間の電力使用が少ない時間帯に、発電所の下にある池がから水を汲み上げ、上の池に貯めておきます。そして、電力需要が高まったら水を落として発電する仕組み。

電力需給は依然として厳しい状況にあり、今後どのように電力をまかなっていくのかを議論を続けなければならない状況にあります。エネルギー資源のほとんどを海外に頼る日本では、特定のエネルギーに依存するのではなく、各エネルギーをバランス良く運用する「エネルギーのベストミックス」を進めていくことが重要です。現在は、燃料供給および価格安定に由優れた原子力発電をベース電源とし、火力や揚水式水力発電で需要の変化に対応しています。また、最近では新電力で「ベース電源とミドル電源」に分けて契約するといった供給方式が増加しています。
次回(3/16日)のメルマガでは、なぜ部分供給での契約が増加しているのかをお話しさせていただきます。

comment closed

Copyright(c) 2015 スターメンテナンスサポート All Rights Reserved.