IT導入補助金とは?
中小企業の生産性向上を支援するという目的の補助事業です。具体的には、今話題のクラウドシステムや業務効率化のためのITツール導入にかかる費用の一部を補助するものです。またコロナ禍における非対面化に取り組むツールに対して積極的に支援されます。
IT導入補助金を申請するためには?
IT導入補助金を申請するためには、いくつかの条件があります。
- 中小企業、小規模事業者であること
- 最低賃金が地域別最低賃金以上であること
- gBizIDプライム(様々な行政サービスにログインできるもの)を取得していること
などです。また申請をして採択され補助事業を実施後、実際に生産性が向上したのか「実施効果報告」を行わなければなりません。
補助率、補助金額はいくら?
いくつかの区分に分かれていますが、30万円から450万円までの1/2、もしくは2/3の補助金が支給されます。通常の補助金は1/2から1/3が多いので、自己負担額が少なくITツールを導入できます。
IT補助金を採るメリットは?
・システム導入費用が抑えられる
・従業員の負担を軽減出来、モチベーションアップに繋がる
生産性の向上が可能となり、例えば60分掛かっていた情報管理が30分で終了すれば2倍も生産性が上がったことになるので、従業員の就業意欲も上がります。
導入事例は?
・データ入力の時間が半減でき、残業時間が短縮(食品加工)
・人的ミスが大幅に削減し、社員のモチベーションが上がった(会計事務所)
・ICタグ活用でサービス時間の管理を行い、利用者との時間が増えた(訪問介護)などです。
今年9月より日本政府がデジタル庁を創設することが決定しておりますので、この様な動きは今後加速していくと思われますので、是非この機会にIT導入補助金の活用を検討してみてはいかがでしょうか?