4月は新しいことを始めるのにぴったりの季節。真新しいランドセルを背負った小学生や初々しい面持ちの新社会人を目にすると、こちらも心機一転、氣持ちを新たにスタートしなければと考えさせられますね!
そんな2016年4月1日、かねてよりお知らせしていた電力小売全面自由化がついにスタートしました。これまで低圧・家庭向けの電気は各地の電力会社(中国電力、四国電力等)だけが販売していましたが、ご家庭でも電気をどの会社から買うか選べるようになりました。
とはいえ新しい仕組みにはやはり不安はつきもの。経済産業省資源エネルギー庁がみなさまの不安や疑問に丁寧に応えてくれているようですので、今回のブログではその内容についてご紹介したいと思います!
【今さら聞けない 電力自由化5つの質問】
- 電力会社を変えると新たに電線を引かなければならないのでしょうか?また、自分だけ停電が多くなる恐れはないのでしょうか?
- 今ある送配電網を使うので新たに電線を引くことにはなりません。 また、電気そのものの品質や信頼性(停電の可能性など)は、どの会社から電気を買っても同じです。 さらに、契約した電力会社が電気を調達できなかった場合でも、送配電網を管理する会社がその分を補給するので、ただちに電気の供給が止まることはありません。
- 賃貸住宅に住んでいますが、電力会社の切り替えはできますか?
- 現在契約している電力会社との契約名義がご本人の場合は可能です。他人名義のご契約になっている場合は、その方にご確認下さい。
- マンションに住んでいますが、電力会社の切り替えはできますか?
- マンションにお住まいの方も、電力会社の切り替えはできます。 ただし、管理組合などを通じてマンション全体で一括して電気の購入契約を締結している場合には、その契約やマンション内の規約などで制限される場合があるので、管理組合等にご確認下さい。
- 契約した電力会社が倒産したら電気の供給は止まってしまいますか?
- それによりただちに供給が停止することはありません。 新たな供給元が見つかるまでの間は、各地域の電力会社(東京電力、関西電力等)から供給を受けることになります。
- 2016年4月まで何もしないと、電気の供給は止まってしまうのでしょうか?
- 現在、供給を受けている電力会社から引き続き、今までどおり電気が供給されますので、ご安心下さい。
引用元:http://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/electricity_liberalization/faq/
そのほかにも、電力供給の仕組みについての説明や小売電気事業者一覧も確認いただけます。問い合わせ窓口もあるようですので、気がかりな点があればまずは確認してみてはいかがでしょうか。
先日ご紹介した【低圧・家庭向け電気】電力小売全面自由化目前、消費者庁「あわてる必要なし!」では消費者庁の実施しているPRをご覧頂けます。慌てて契約を切り替える必要はございませんので、不安な点はしっかり確認しご自身にあったサービスを見つけてくださいね!
参考:電力の小売全面自由化|経済産業省資源エネルギー庁