安くて省エネ効果が高い「照明のLED化」。エネルギーコスト高騰のさなかですので「とっくにやってるよ!」という方も「つい数年前にやった」という方もいらっしゃると思います。
そこで今日ご案内するのは「蛍光灯・水銀灯からのLED照明への更新」ではなく、「LED照明からLED照明への更新」です。
LED照明への更新が流行したのは2010~2015年ごろ。そろそろ変えないと、と思っている方も多いですよね。
もうLED化しているという方も
LED照明の寿命は一般に40,000時間と言われています。2010年~2015年ごろにLED化されている方は(業種や使用時間により違いますが)そろそろ切れてくる時期です。
小売業のお客様からは、LEDにしてから既に一度交換した。そろそろもう一度考えないとなあ…という声も!
店舗 | 工場 | 事務所 | |
1日の点灯時間めやす | 15時間 (7:00~22:00など) | 12時間 (8:00~20:00など) | 11時間 (8:00~19:00など) |
年間使用日数 | 365日 | 270日 | 250日 |
寿命 | 7.3年 | 12.3年 | 14.5年 |
LEDのメリット
今更感もありますが、LED照明のメリットをご紹介します。
- 消費電力が低い(=省エネ!)
- 真下は蛍光灯、水銀灯より明るい
- 点灯が速い
- 既存照明に比べて温度が低いので、夏場の冷房負荷が下がる(=省エネ!)
- 虫が寄ってきづらい
また、メリット以前に「LEDを選ばざるを得ない」背景も。
- 蛍光灯などの既存照明はぞくぞく生産終了に
- 安定器が寿命を迎え危険な状態に
10年前のLEDと今のLEDは違う
消費電力110Wの蛍光灯がLED化で45W程度になる、というのが約10年前のLED。
同等のLEDは現在35W前後になっており、更にセンサーを用いて調光が可能になっているもの・スケジュール制御ができるものなどさまざまです。
(メーカーによりバラつきがありますので、ぜひシミュレーションしてみてください)
照明器具も値上げしている!?
様々なものが値上げになっている昨今ですが、実は照明も値上げになっています。
蛍光灯・ハロゲンランプなどの既存照明はLEDの普及に伴い販売数が激減しているため、生産効率が悪く約30~40%の値上げに。
LED照明は樹脂などの原材料価格の高騰・部品調達費用の増加で約10~20%の値上げになっています。
早目の見積・更新をオススメ
現在蛍光灯・水銀灯を使っている方はもちろんすぐにでも更新をオススメします。
ある程度普及したため、現在国の補助金ではLEDは対象外にされていることが多いですが、都道府県では補助金対象になっていることが多いです。
点灯時間にもよりますが、自己資金でも3~5年で投資回収できることが多いです!
レンタル、リースといったイニシャル0での更新もできますのでぜひご検討ください。
また、LEDからLEDへの更新を検討されている方も、更新時期に性能が強化された調光式・センサー式のシミュレーションをして更なる省エネを目指しましょう!