工事事例~PAS・高圧ケーブルの交換工事~

PASとは街中に走る電線から、事業所の敷地内に電気を引き込むスイッチのことです。

経済産業省の電気保安統計によると、波及事故が起きた際の事故発生電気工作物ツートップは、高圧ケーブルは62.9%、PAS11.8%。更に波及要因はこのPASやそれに類する区分開閉器と呼ばれる機械の状態によるものが99.4%を占めているのです。

お読みいただく前に
わかりやすく事例を伝えるために省略・簡略化して記載している部分があります。
事例概要

場所 岡山県
業種 娯楽業
工事理由 経年劣化、絶縁不良
作業時間 7時間
作業内容 PAS、高圧ケーブルの交換

経緯

こちらのお客様は、当社で電気の保安点検を行なっており、年次点検で対象設備が更新の目安を4年過ぎていること、絶縁抵抗が低下しており漏電の危険性をお伝えしていました。

そうした日々の点検から事故が起こる前に設備の状態を把握して、交換工事の依頼をいただきました。

今回は営業時間外の工事を依頼されたため、夜間に作業を行ないました。こういった依頼にも柔軟に対応が可能です。

放っておくとどうなる?

冒頭でお伝えした通り、PASと高圧ケーブルは事故の発生個所として大部分を占めており、また、PASの状態が波及事故の発生要因のほぼ全てを占めています。

これを放置した状態で事故が発生してしまえば、事業所内だけでなく、周辺地域にも事故の影響が広がってしまう可能性があります。

もしも、事業所を担当している電気主任技術者から指摘を受けた際には、分からないから後回し、まだ使えそうだし勿体ないから後回しで、事故が起きてから後悔しないように、しっかり技術者さんにそのリスクを確認して対応しましょう。

当社で出来ること

スターメンテナンスサポートでは、電気の保安点検を行なって設備の状況を正しく把握し、いざ工事が必要となれば工事店と即座に連携をとって迅速に工事が出来るだけではありません。

コンサル業務を行なっていることから、その時に適した補助金の情報を提供したり、補助金の申請支援まで幅広く対応が可能です。