皆さんこんにちは!
事務局の原 知弘です。
今年ももう12月、年末です。年末年始は事故が増えるということで、12月は毎年厚生労働省後援のもと、年末年始無災害運動というものが行われているんだとか。
冬になり空気が乾燥していれば、火災が起きやすくなります。私たちも電気の保安点検を行なっていると、電気事故による火災が起こらないか気になります。
技術者は点検を行なう際に出火の原因となる埃の清掃を行なったり、電気機器に触れそうな成長した草木の除去をするよう指導したりと、漏電の原因となりそうなものを発見しては対応しているのですが、それでも起こってしまうのが事故というもの。
以前、お客様の工場内で出火が起きたことがあります。
原因を検証したところ、定期的にフィルター取替すべき設備の対応を遅らせていたことが原因で可燃性ガスが内部に溜まってしまい、静電気で引火したのだといいます。
これ自体は私たちが点検している高圧側の事故ではなかったのですが、高圧受電設備で波及事故になる場合の大半が保守不完全や設備の自然劣化であることを考えると他人事ではありません。
更新時期を過ぎている設備を指摘されている、点検で正常な数値を保てていない設備があるといった方は早目に主任技術者へ交換の相談をすることをオススメします。
もしも不安があって更新工事をしたいという方は、是非私にご相談ください。
安心して電気を使えるよう、対応させていただきます!