こんにちは!
営業アシスタントの平井です🐥⸒⸒
今月は電力の試算をして欲しいと問合せが多い月でした…!
4月の年度末が更新のタイミングの方が多く、今月末までに結論を出す必要があったことが理由のようですね。
「色んな会社で見積を取るけど、見積内容がよく分からないし比較が出来ない」とお問合せいただきます。
高圧電力の電気料金は主に3つの要素から構成されています。
電気料金=基本料金+電力量料金+再エネ賦課金
実は、上記項目に含まれていない可能性がある料金がまだあります。
容量拠出金と託送料金です。
託送料金とは
送配電事業者(中国電力ネットワーク等)が電線や電柱を管理維持するためのお金を、電力を発電・販売する会社が負担しています。これは我々消費者へ請求されています。
2022年8月10日にも託送料金制度改革について投稿していますので、ご確認ください。
中国エリアで燃料費調整単価が9.01円に。最高値更新に託送料金値上げも
容量拠出金とは
「容量市場」という、将来の電力供給力を賄うための仕組みがあります。この仕組みの中で小売電気事業者(電力会社)が発電事業者へ支払う「容量拠出金」があり、消費者が負担をしているケースがあります。小売電気事業者によって計算が異なり金額差があるようです。
容量拠出金については、2024年3月21日にブログをアップしていますので、ご確認ください。
新項目「容量拠出金」加算で電気料金値上がり必至!高まる省エネの価値
お客様から電気明細について質問があったので複数の電力会社へ確認したところ、「電力量料金に含めるが明細には内訳を載せていない」や「容量拠出金は当社(電力会社)が吸収して消費者に請求をしない」と様々な回答がありました。
最近は30分毎に電力使用量単価が変動する、「市場連動型」のプランをご検討されている方も多くいらっしゃいます。
一見安く見える見積書も電力会社の試算条件にズレがあり、弊社で計算をし直したところ実際は全然安くなかった!ということもありました。
皆様、出てきた見積書の金額だけで判断されていないですか?電気料金は法律や電力会社の規定が度々改定されます。様々な要素を理解したうえで比較・検討する必要があります。
今のご契約が本当に安いのか、自社の使い方に合っているのかどうかも含めて、ぜひ私へご相談くだい!
もう契約しちゃったけど見積見てほしい…という方も大丈夫です!
電力会社見直し以外の省エネ方法もご案内することが出来ますので、お気軽にご連絡ください。
本年もお世話になりました。
来年も元気な姿でお会いできればと思います。
良い年をお迎えください。
出典:
高圧・特別高圧部門の標準料金メニューの見直しについて|中国電力株式会社
燃料費調整制度について|資源エネルギー庁
くわしく知りたい!4年後の未来の電力を取引する「容量市場」|資源エネルギー庁