ザグザグが選んだ、コスト意識を高めるエネルギーマネジメント
- 事業:ドラッグストア運営
- 業種:小売業
株式会社ザグザグ様は、岡山県を中心に70店舗以上のドラッグストアを運営する企業であり、地域に根ざしたヘルスケアと生活必需品の提供に注力されています。当社のサービスをほぼ全店舗でご利用頂いており、大幅なコスト削減に成功されております。
導入背景
店舗運営で最もコストがかかるのは「建物の賃料(家賃)」「人件費」「光熱費」と仰っていた松本取締役。ただ賃料や人件費はおいそれと削れるものではありません。
また、当時のザグザグ様は多店舗展開に伴い改正省エネ法の規制対象となり、省エネルギーの取り組みが求められていました。店舗数が増えるにつれエネルギー消費の管理や最適化が難しくなっていたのも課題でした。そこで、全店舗でのエネルギー管理を強化し、効率的な省エネ活動を実施するためのシステム導入を検討していました。
当社の考え
当時、スターメンテナンスサポートは「電気の見える化システム”ecoPu”」と「省エネ支援ソフトウェア”デマンドハンター”」を使ってお客様の省エネを支援していました。しかし、業種業態によっては、現場で忙しく働く方々は見える化画面を定期的に見たり、メールに対してどう行動していいかわからないなどと、省エネ意識を浸透させることは困難なケースがありました。
自動制御機器のほうが現場にとっては手間がかからないのだろうか…と考えていた頃、ザグザグからこんな言葉をいただきました。
▼NTT docomo様の、ドコモ製品やサービスを利用した法人向けの最新ソリューションを紹介する雑誌である「Mobile driven Solutions」[2010 AUTUMN] に掲載いただいた記事より抜粋
考え方は間違っていない!そう確信した私たちは、お客様に対する「エコ社員化教育」をより一層充実させ、現場の協力を得ながら成果を出せるような仕組みを考え出しました。
本部と現場で生まれる様々な問題を解決するため、お客様目線で作ったソリューション…
それがザグザグ様で採用いただいた「ECOTERU」です。
ソリューションの選定
ECOTERUでは、スターメンテナンスサポートが「お客様の総務部省エネ課」としてコスト削減、環境貢献を協力に支援します。
各店舗のエネルギー使用状況をリアルタイムで把握し、効率的な省エネ活動ができるように。また、ザグザグ様の全店舗での社員教育プログラムを実施し、従業員全員がエネルギー管理に積極的に関与できる体制を整えました。
導入効果
導入後、各店舗におけるエネルギー消費が平均10%削減され、電気料金も大幅に削減することができました。また、現場の従業員のコストが向上し、省エネ以外の場面でもコスト意識が高まることで、持続的なコスト削減と環境への貢献が実現しました。
(本記事は2011年6月2日に公開したものです)