本年4月1日より電力小売全面自由化がいよいよスタートです。今までは特別高圧や高圧の需要家様への供給のみでしたが、ついに一般のご家庭への電気の供給がスタートされます。テレビCMで耳にする機会も増え、気になっている方も多いのではないでしょうか?
そんな中、消費者庁は電力小売全面自由化に向け、経済産業省と連携し、供給先の切り替えに関する注意喚起に力を入れているようです。消費者庁が実施しているPRの内容は下記となります。
慌てずにチェックする3項目
・契約する小売電気事業者が登録を受けているか?
登録された事業者かどうかは、経済産業省(資源エネルギー庁)ホームページ、「登録小売電気事業者一覧」にて確認できます。
http://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/summary/retailers_list/
・電気の使用量に照らした比較になっているか?
気を付けていただきたいのが「絶対に電気料金が安くなります!」という非常に魅惑的な勧誘トークです。電気の使用量が少ない場合、現在の契約より割高になるケースもあるようです。
ご自身の電気の使用状況に照らした比較になっているか?契約前に今一度ご確認を!
・契約期間や中途解約、割引の条件は?
契約前に、事業者にしっかり確認しましょう!
全面自由化に関する5つの誤解
- 停電が起こる!?
- 新たに電線が必要!?
- 3月中に契約が必要!?
- クーリング・オフはできない!?
- スマートメーターは有料!?
消費者が抱きがちな5つの誤解に対する消費者庁の解説が下記URLでご覧頂けます。
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_research/price_measures/pdf/160223_4.pdf
Q&A確認も出来るナビダイヤルや、契約トラブルやクーリング・オフ等の相談ホットラインもあるようですので、気がかりな点があれば慌てて契約せず、利用してみてはどうでしょうか?
電気を自由に選択出来る時代のスタートはすぐそこです。しかし、だからといって慌てて契約を切り替える必要はありません。2月16日のブログ「電力自由化前に電気料金価格比較サイト相次いで登場!?」でご紹介したように、料金比較や口コミが確認出来るサイトも多数登場しています。
しっかり内容を確認して、自分のライフスタイルや暮らしに合った電気を見つけましょう!