非常用発電機の色々な使い方

非常用発電機が活躍するのは「非常時」だけではありません。設置費用を自分の働きで稼いでくれて、色々な場面で活躍してくれる非常用発電機を紹介します。

非常時以外はお荷物扱い?

非常用発電機というと、大きな災害の時にはあると助かるけど、普段はメンテナンスが面倒で、コストがかかるばかりのお荷物…というイメージを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

あまりにも使用する機会が少なすぎて、燃料が少なくなったまま放置されていたり、老朽化が著しく燃料補給しても動くかどうか怪しいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際、過去の災害時に不具合が起こって稼働しなかった非常用発電機は、大半がメンテナンス不良と燃料不足でした。

スターが紹介する非常用発電機は違います

今回紹介する非常用発電機は様々な場面で活躍可能。忘れ去られて燃料の補給がされていない?使う機会がないからメンテナンス不良でもいい?そんなこと起こりようがないほどあちこちで利用可能です。

なんなら自分の購入費用を自分で返すために動いてくれるほど「働き者」の発電機が、どんな活躍をしてくれるか、以下にご紹介いたします。

可搬型のため、非常用に限らず様々な場面で利用可能

次のような場面での使用も可能で、持ち運びがしやすいようにハンドルとオフロードタイヤ付きなので、段差がなければ一人でも楽に運べます。前後に持ちやすいパイプがあり、持ち上げやすいため車にも楽に積み込めます。

 ・屋外イベント
 ・複数拠点で必要な際に持ち出し
 ・現場での仮設電源

平和を願う祭典、PEACE STOCK78’開催! 当社の扱う非常用発電機も活躍!

非常時の使用

震災や豪雨など大規模災害はもちろん、成長した植物や小動物の接触などちょっとしたことでも停電は発生します。そんな時に、携帯の充電や夏季・冬季の冷暖房設備など生かしておきたい機器を非常時に利用可能。
非常時にセルスターターによりボタンひとつで簡単起動が可能で、もしもバッテリーが上がっていても、リコイルスターターが併設されているため安心して使えます。

●ガソリンとLPガスハイブリッドの強み

ハイブリッドにより、どちらかの燃料があれば稼働出来るので、燃料が供給出来ない事態に陥りにくく安心して出来ます。状況に合わせてそれぞれの強みを生かした利用が可能。

 ・燃料の確保が容易
 ・ガソリンは乗用車に残っているものから転用可能
 ・LPガスは保存期間が長く、劣化しにくい

デマンドのピークカットに利用可能

導入にかかった費用を自分の働きで返してくれるのがこちら。
電力会社は30分間隔で平均使用電力を計測しており、これをデマンドと言います。そして高圧電力の基本料金は年間で最もデマンドの大きかった30分を基準にして決定されます。冷暖房の使用でデマンドが大きくなりやすい時期に、発電機を稼働させてピークタイムのデマンドを抑えることで、年間の電気料金を下げるという使い方があります。

当社で扱うシステムでは、設定したデマンドを超えそうになったら、信号を受け取った発電機が自動で起動してデマンドの上昇を抑えることが可能です。

・年間の電力基本料金の削減
・自動制御のため、起動や停止に余計な手間がかからない

デマンド管理で経費削減を始めよう! ~デマンドコントローラーの活用法~

●スケジュール運転

起動と停止をスケジュール化して、自動で行なうサービスも存在します。こちらは既にデマンドの推移を分析、年間で最もデマンドが高まるタイミングがどこか?ということが把握出来ている事業所であれば有用です。

ただ、このサービスは遠隔で設定が出来ないため、本当にパーフェクトなデマンド管理が出来る事業所向けです。臨機応変に設定を変更するということは出来ません。

●補助金の対象

「自衛的燃料備蓄補助金」の対象設備にもなります。災害対策をしたく、他の用途は必要ないという方にオススメです。下記の通り汎用性は下がりますが、代わりに導入費用を補助金で負担してもらうことが可能です。

 ・可搬型としての利用が出来なくなり、固定する必要がある
 ・ハイブリッドでの利用は出来ず、ガス専用での利用が条件

メンテナンスはどうする?非常時に備えて

メンテナンス方法

LPガスをメインに使用する場合は、非常に軽微なメンテナンスで大丈夫です。基本的にはLPガスを使用して、LPガスが使用出来ない場合はガソリンを使用するという方法がメンテナンスの手間は少なくなるでしょう。
ガソリンを使用した場合は燃料を抜き取ってタンクの洗浄を行なう必要がありますが、それ以外の場合は次の程度で十分です。

 ・最初の運転後、運転時間20時間経過後オイル交換
 ・以降は運転時間が100時間を経過ごとに交換

●非常時への備え

消防法によって、対象となっている事業所は防災訓練が義務化されています。この際に非常用発電機を使用するようであれば、スターメンテナンスサポートでも立会協力を行ない、実際の起動をどう行なうか、分かりやすく実演することも可能です。
また、保安点検を任せていただければ、電気設備の定期点検の際に非常用発電機の点検も行なうことが可能です。点検ごとに非常用発電機の状態が確認出来るので、異常を見過ごして、いざという時に起動しなかったという事態を防ぐことが出来ます。

使用方法をまとめると?

まとめ

では、簡単に当社で紹介出来る発電機のメリットをおさらいしてみましょう。

・屋外イベントや複数拠点、現場での仮設電源として転用可能
・ハイブリッドなため燃料確保が容易
・長時間運転が可能
・使用可能な気温の幅が広く、広い地域で使用可能
・電気の基本料金削減に使用可能
・条件付きで補助金の対象にもなる
・メンテナンスが軽微

夏季・冬季ではデマンドのピークカットで電気の基本料金削減を行ない、それ以外の時期は屋外イベントや現場作業の仮設電源として運用と一年中活躍使いながら、非常時の備えとして保持しておく。という使い方も可能です。

実際にどんな使い心地か知っておきたいという方は、レンタルもしておりますのでぜひ一度お問い合わせください。

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