私たちが暮らす日本は、世界有数の災害大国です。
地震、台風、豪雨など、自然災害のリスクが常に存在し、時として甚大な被害をもたらします。
また、猛暑や厳冬、電気代の急激な高騰など、日々の生活や事業にも大きな影響を与えます。
そんな時いつも、私たちは電力の重要性と、同時にその脆弱性を痛感しました。
長期にわたる停電は、多くの企業の事業継続を脅かし、地域経済に深刻な影響を与えました。
そんな経験から、私たちは考えました。
「どうすれば企業の事業継続力を高められるだろうか？」
「日常的に役立ち、かつ緊急時にも機能するソリューションはないだろうか？」
「平常時の経営の安定と、非常時の安心をどう両立させるか？」
そこから生まれたサービスが、
非常用発電機を活用し、ピークカットと災害時の事業継続を同時に実現する
「PEACE」です。

「ピーク」「カット」「エマージェンシー」の各文字を繋げて
本サービス名をPEACEと名付けました。

エネルギーの問題について多くの中小企業の経営者の方々とお話をする機会がありました。
そこで聞こえてきたのは、次のような切実な声でした。

「BCP対策の重要性は分かるが、大規模な投資は難しい」
「省エネも大切だが、日々の経営で手一杯で手が回らない」
「将来の災害に備えたいが、具体的に何をすればいいか分からない」

これらの声を聞くたびに、中小企業の現実に即した、実効性のあるソリューションの必要性を強く感じました。

既存資源の有効活用というひらめき

ある日、ふと気づきました。多くの企業が法令で設置を義務付けられている非常用発電機。
これらは普段はほとんど使われず、メンテナンス不足で緊急時にも機能しないケースが多いのです。
「この眠れる資源を活用できないだろうか？」
この発想が、PEACEサービスの原点となりました。

技術と想いの融合

私たちは、長年培ってきた電力管理の技術と、災害に強い社会を作りたいという想いを結集し、PEACEの開発に取り組みました。

幾多の試行錯誤を経て、ついに「PEACE」が誕生しました。

PEACEは単なるサービスではありません。
それは、災害に強く、環境に優しい、そして経済的にも
豊かな社会を作るための私たちのビジョンなのです。
このビジョンを多くの企業の皆様と共有し、
共に歩んでいけることを心から楽しみにしています。